「うっかり車をぶつけてしまった」
「自分で直すのは難しそう」
車の板金塗装をやってくれる業者はたくさんありますが、できるだけ安く修理したいですよね。
そこで今回は、「車の板金塗装をお願いする際のおすすめ業者と、費用を安く抑えるテクニック」を紹介していきます。
修理費用を安く抑えるテクニック4選

まずは、修理費用を安く抑えるテクニックを4つ紹介します。
①複数の業者に見積もりを取る(3社くらいがおすすめ)

1つ目は、複数の業者から見積もりを取ってもらうことです。
業者によって、修理費用が変わってきます。
大きな値段の差は無いかもしれませんが、数千円単位で変わることもあるので、少しでも費用を抑えたいなら複数の見積もりを取ってもらって比較するのが良いでしょう。
3社ほど見積もりを取れば修理費用の相場が大体分かり、値段の比較もできるので、3社ほどから見積もりを取ることをおすすめします。
②できる限り近いエリアの業者を選ぶ

2つ目は、近いエリアの業者を選ぶことです。
当たり前のことですが、遠方の業者を選んでしまうと交通費が増してしまいますし、何より手間がかかります。
「知り合いがいて安く直してくれる」というようなことが無い限りは、近場で選ぶようにしましょう。
③修理費用が安い業者を選ぶ

ディーラー | 技術力は高いが、価格も高い |
カー用品店 | 提携先の板金工場によって、値段や出来栄えが変わる |
板金工場 | 仲介手数料が取られないため、値段は安め |
3つ目は、修理費用が安い業者を選ぶことです。
板金塗装を行ってくれる業者は、主にディーラー・カー用品店・板金工場の3つがあります。
基本的に、板金工場に直接修理を依頼した方が費用は安く済むケースが多いです。
ディーラー・カー用品店・板金工場の特徴をそれぞれ解説します。
ディーラー
ディーラーに板金塗装を依頼しても、自社で修理することはほとんどありません。
地元の信頼できる板金工場と提携していて、そこに外注している場合がほとんどです。
「板金工場に外注する手数料をディーラーが利益として受け取る」という構造になっています。
手数料分多めに金額を支払わなければならないので、価格は高めな傾向があります。
ただし、ディーラーは安さよりも品質を優先しています。
そのため、板金塗装の技術が一流の工場としか提携しません。
安さよりも、仕上がりのきれいさを求めるのであれば、ディーラーに修理を依頼することをおすすめします。
ディーラーの例:愛知トヨタ、関東マツダ、HondaCars
カー用品店
カー用品店もディーラーと同じく、地元の板金工場と提携していて、外注を出しています。
ただし、ディーラーと違い提携先が一流の板金工場とは限らないため、実際に修理に出してみないと仕上がり具合は分かりません。
値段に関しても、仲介手数料が取られてしまうため高めになりがちです。
カー用品店の例:オートバックス、イエローハット
板金工場
板金工場に直接依頼する場合は、仲介手数料が取られないため、費用は少し安くなる場合が多いです。
また、ネット上で評判の確認もできます。
グーネットピットというサイトで、整備・板金工場の検索や評価を確認できます。
④自分で修理する

4つ目は、極端な方法にはなってしまいますが、自分で修理することです。
自分で修理する場合、修理に必要な道具の値段のみ掛かることになるので、業者に依頼するよりも圧倒的に安くなる場合がほとんどです。
ただし、業者に依頼した場合は板金塗装のプロが修理してくれるので、業者に依頼した方が確実にきれいに仕上がります。
しかし、傷やへこみの度合いによっては、自分でもきれいに直せる場合があります。
傷やへこみをDIYで修理する方法は、こちらの記事で解説していますので、詳しくはこちらの記事をご覧ください。

費用を安く抑えるには個人で行っている工場が最もおすすめ!

修理費用を一番安く抑えることができるのは、近くの板金工場にお願いすることです。
ネット上の評価を参考にしつつ、複数の工場から見積もりをもらって選ぶようにしましょう。
ディーラー・カー用品店・整備工場の使い分けについて

ディーラー | 安さよりも、仕上がりのきれいさを求める方向け |
カー用品店 | 店舗により値段と出来栄えが変わるので、おすすめではない |
整備工場 | 費用を抑えたい方向け |
費用を抑えたい場合は、整備工場にお願いするのが一番いいですが、状況によってはディーラーやカー用品店にお願いした方が良い場合もあります。
まずは、保障を使って修理ができる場合です。
ディーラーやカー用品店で車を購入したばかりで、保障が使えるのであれば、購入した店舗に持っていきましょう。
もう1つは、値段の安さよりも仕上がりのきれいさを求める方です。
ディーラーは、技術の高い板金工場としか提携しないため、料金は割高になってしまいますが確実にきれいに直してもらえます。
安さよりも仕上がりのきれいさを求める方は、ディーラーに依頼しましょう。
まとめ

いかがでしたか?
今回は車の板金を安くするテクニックと、業者の選び方について解説してきました。
修理の際の参考にしていただければ幸いです。